明日は我が身

今朝の出来事である。

いつものように満員電車に揺られ、車両の一番奥で新聞を小さく折りたたんで読みながら立っていたのだが、それは私の2mほど先で起こった。

2m先とはいっても、そこは通勤で込み合う電車の中。
その間には4〜5人の乗客が同じように立っていていた。

最寄り駅への到着を知らせる車内アナウンスと共にゴトン!という鈍い音が耳に入り、車内がざわついたのである。

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よくみると車両出入口エリアで40代後半〜50代前半と思われる女性が倒れていた。

女性は手足を突っ張らせて、為す術もなくヒクヒクと痙攣(けいれん)していた。

このようなとき、周りの乗客もどうして良いか判らず狼狽気味である。
あなたなら、どうするだろうか?

最寄り駅まで電車が到着するまでの間、私は車掌に知らせるSOSのボタンを探したが、緊急停車ボタンしかなく、停車させたらかえって救出が遅くなると思い断念した。

女性の周りにいた数名が咄嗟に介抱し、舌を噛まないよう口にハンカチを入れたり、やがて気を失った女性の脈を測ったりしていたが駅への到着を待つしかなかったのである。

駅に到着してからは、通報を受けた駅員によって、その女性はタンカで運ばれていったのだが、かなり危険な状態だったと思う。無事を祈りたい。

かつて私が幼い頃、叔父が40代で同じように倒れ、そのまま亡くなったという不幸があったが、今の自分の年齢に思いを重ねると、「他人ごとではなく、明日は我が身」ということを思い知らされた出来事であった。

つくづく自身の点検は怠ってはならないと思ったし、読んでいただいた方には「身体の点検と健康維持は充分過ぎるほど意識していただきたい」と願わずにはいられない。

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