歩く、歩く、しっかり歩く! −第3号(2008.4.28)−

まだ今年は梅雨でもないのに雨が多く、私の住んでいる町では桜は、
すっかり葉桜になってしまいました。時々垣間見える陽気な日には
ぷらっと散歩がしたくなります。

さて散歩にちなんで一つ、当たり前のことが当たり前のように出来ない
或いは出来ていないなどとということが結構ありますが、今回は「歩く」
という行為について一緒に考えてみたいと思います。

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『歩く、歩く、しっかり歩く!』

とにかく歩くことです。
人間は歩くようにできているんです。


「毎日歩いてるよ!」

の声が聞こえます。が、歩数のコトではありません。
身体が必要としている歩き方で足を前に進めるというコトです。

もう一度いいます。人間は歩くようにできているんです。
しかし、しかるべき姿で歩いていないと、それは歩いている
ということにならないのではないでしょうか?

しかるべき歩き方について考えてみましょう。

健康の達人は、歩く達人でもあります。
年輩で元気な方というのは歩く姿が美しいですよね。

きっと若い頃にスポーツをバリバリやっていたのでしょう。
…といってしまうと見も蓋もありません。

つまるところ日常の過ごし方なんですね。

現実的な話、スポーツを始めなさいといったところで
「よし、やってやるか!」と意気込んでも「時間が経てば億劫
になって続くものではない」と多くの方がおっしゃいます。
あなたは如何でしょうか?

もちろん汗を掻く快感に目覚めて、運動を続けられるのに越した
コトはありませんので、チャレンジできる方は是非やってみて下さい。

今、マラソンブームらしいのでチャレンジするのも悪くありません。
先日の「東京マラソン('08/3)」の申し込みはナント16万5千人とのコト。
あとに続くもよし!です。

ちなみに東京丸ノ内のOL出身でマラソンの世界選手として活躍
した谷川真理さんをご存知でしょうか?彼女曰く「5kmしか走ったこと
しかない人でも半年後のフルマラソンに出場することができる」のだ
そうです。

だからと、意気込まないでください。
筋力に合わせたシューズ選びや最初にすべきプログラムなど、
下準備もないまま始めると身体を壊してしまいます。体育会系で
「ハァハァしないと運動した気にならない人」というのは特に注意
なんだそうです。詳しくはこちら↓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 マラソンでカラダが変わる(谷川真理)
 http://tinyurl.com/5jesom
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ホノルルマラソンも夢ではないかも知れませんよ。

しかし凡人にはチト辛いですよね。やれるコトをやりましょう。
続けられるコトという意味です。

で、しかるべき歩き方なのですが…

「今さら歩き方なんて〜」と大抵の方は思いますよね。
幼少期に二足歩行を会得して以来、歩き方なんぞ習ったコトなど
ないと思いますからムリもありません。

街角でマン・ウォッチングしていると、それこそ個性豊かな歩き方
をしていることに気づきます。例を挙げると、

・ペタペタとアヒルのように歩く人
・ダラダラ〜ボテボテ〜と歩く人
・カカトを引きずって歩く人
・アゴ(顎)を上げて歩く人
・前屈みになって歩く人
・仰(の)け反って歩く人
・カッコンとニワトリのよう歩く人

実に様々な歩き方があるものですが、いずれも褒められない歩き方です。
身に覚えがありませんか?

どのような歩き方をしても自由なのですが、しかし「どうせ歩く」のですから
身体が必要としている歩き方をしたいものです。

それはズバリ
・地面を蹴ったときにヒザの裏を伸ばす
・踵(かかと)から地面に着地
・足の裏で地面を感じる
この繰り返しです。

「なんだ?当たり前だろ?」
いやいや、意外とできてないんですよ。特に先程の例に共通しているのは
「ヒザの裏が伸びていない」ことなんです。

実はこの歩き方、土の上であれば意識しなくてもそうなるんです。
砂の上であれば、そうしないと歩けないことがよく分かります。

土の地面を歩かなくなった現代人が忘れてしまった歩き方とも
いえるのではないでしょうか?本来人間が身に付けている歩き方
にも関わらずです。

ですから、これらを意識して歩き続けてみることが必要です。

もっと踏み込むと「今一歩大きな歩幅を意識して」歩くことをお勧め
します。こうすると間違いなく腹筋を使いますから、先ず最初に腹部
が引き締まります。

私も腹部周りが気になり始めたころ、この歩き方に気づて実践した
ところ、ズボンのサイズアップをせずに済みました。

従来の歩き方とかけ離れている人は最初は腹筋が痛いかも知れ
ませんが、痛みがなくなるころには腹部の引き締まりを感じることが
出来ます。そしてバランス感覚も鍛えられ、背筋も伸び、颯爽と歩ける
ようになりますよ。

歩きというのはバカになりません。

谷川真理さん曰く「フルマラソンのトレーニングといって、いきなり走る
のではなく、先ず初めは歩いて下さい。決めた場所を毎日歩いて、
そのタイムを更新することから始めて下さい」と、歩きが基本である
ことを説いています。

日常的にしていることを、意識して行うだけの「歩く」という行為です。
やらない手はありませんよね。


歩きを極めたいという方にはこちら↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 高岡英夫の歩き革命(小松 美冬)
 http://tinyurl.com/3q793x
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◆ ━━ Column ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

運不運というものがある。
自分は真面目に生きているから運が良いのだ、などとは誰も思うまい。

運は引き寄せるものだ、という人もいる。それも一理ある。が、それとて
不運に遭遇して、それを克服するからこそ運が良いと感じることが
できるのであり、それで良いと思う。

例えは悪いが、宝くじで大当たりした人であっても、それまでに何度
となく不運くじに遭遇してきたのだ。

しかし、大当たりした後の人生が順風満帆である保証は全くない。
別に幸運を妬んでいるのではないが、お金の使い方を知らずに、
かえって身の破滅を招いている、などという話も聞く。

だから不運は不幸ではないのである。しかし不運は避けたいと思う。
極まった不運は、時としてアリ地獄に陥ったかのように抜け出せなく
なるからだ。

不運というものは避けられないにしても軽減させることはできる。
経験と知恵を駆使することでそれは叶う。

つまりこういうことである。

「水を飲む」ということに例えるならば、美味いマズイはともかく
日本で生まれ育った人ならば日本の水道水を疑わずに飲むであろう。
しかし外国に行って同じように蛇口から出てくる水を日本にいるときの
ように飲むだろうか?

複数の仲間と外国に行って全員が現地の水道水を疑いもせずに
飲んだとしよう。そしてお腹を壊した人と、お腹を壊さずに済んだ人が
いたら

・飲んでお腹を壊した = 不運
・飲んでお腹を壊さず済んだ = 幸運

と大抵の人が思うであろう。

しかし飲まずにお腹を壊さない方が良いのである。
不運を避ける、軽減するというのはこういうことである。

「飲んだたらヤバイ」と推測して、「飲まないでおこう」と判断するのである。
経験の少ない子供なら飲んでしまうだろうし、何も考えない大人も飲んで
しまうのだ。

どうしても飲まなければならない状況下であれば煮沸消毒するなり、予め
浄化薬品を用意しておくべきであろう。それが知恵というものである。

家庭でも職場でも道を歩いていても、我々は常に選択して行動している
ことに気づくべきであろう。判断の連続なのだ。そんな面倒なことを
いちいち考えていられない、と思う気持ちも分かる。が、自転車の乗り方
と同じく、いちいち考えなくても脳みそが勝手に判断してくれるのだ。

だから経験を積み重ねれば人生がもっと楽になれるというのは明快な
理屈なのである。不運から逃れたいならば積極的に旅(経験)に出よう。
その先は幸運なのだから。

━━━━━━━━━━━━━━━ 第3号(2008.4.28)完 ━━━ ◆

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